あけびの味噌炒め
調理時間15分(前日からアク抜きあり) フライパン
近所の八百屋さんに行ったら、あけびの綺麗な赤紫色が目につきました。秋になってもわざわざ?購入することもなく、周りにあけびがなる環境でもないので私にとってはあまり食べる機会のない果物ですが、何度か食べたことはあって、甘くて美味しいよねという印象があります。夫は食べたことがなかったそうで、じゃあせっかくの季節ものだし買ってみましょうよとなりました。見本のようにして置いてある一つ以外、商品は紙に丁寧に包まれていたのですが、帰って開けてみると少し割れて実が見えていたので乾燥や虫などから保護するためだったのかなと思います。そんな風に売られているんですね。以前食べた記憶の中のあけびよりも大きくて、こんなに大きいものもあるんだなと発見でした。数日待ってから、実を食べましたが甘くてすっきりとした味で美味しかったです。タネを出しながら「エンタメだね」と夫は初あけびを楽しんでいました。味の感想を聞いたら、甘いけど風味に特徴があるわけでもないね、とのこと。自然の素朴さを味わう秋の夜長でした。
あけびの皮は食べられてとても美味しいとのことなので、調理してみましたよ。
材料
- あけび(皮) 1個
- 味付け
- 酒 大1
- 味噌 大1
- みりん 大1
- 醤油 大1/2
- 砂糖 大1/2
作り方
- あけびを一晩水につけて冷蔵する。(アク抜き)
- あけびを切って沸騰したお湯をかける。(念のため追加アク抜き)
- 油を敷いたフライパンであけびがしんなりするまで炒める。
- 味付けを入れ絡めながら炒める。(あけび一個に対して味付けは3/4くらい)
切った時はこんな色でした。つけていた水は茶色がかっていましたが、置いたまな板が茶色くなったので念のためお湯をかけて再度アク抜きをしました。水に一晩漬けるだけでも大丈夫のようですし、水につけるのではなく少し茹でるという方法もあるようです。 出来上がりは透き通ってピカピカしてましたよ。
アク抜きがしっかりできて、美味しく仕上がりました。大きいあけびだったので肉厚で柔らかく、食感も良かったです。豚肉がなかったので単独での料理になりましたが、十分いい味になりました。肉詰めや豚肉との炒め物などもやってみたいですね。